











イオンスタイル千葉みなと ~ニューノーマル・スーパーマーケット~
エイジス営業企画室の菅沼です。
今回は、2021年4月16日グランドオープンし、セルフスキャンと非接触ボタンレジが話題のイオンスタイル千葉みなとへお邪魔しました。

イオンスタイル千葉みなと 外観
<イオンの”ドラッグストア迎撃型スーパーマーケット”が開店>
千葉みなとエリアは、官公庁や観光スポットも備えた”千葉の中心地”という側面と、都心への通勤利便性からファミリー世帯が多く、新築マンション建設も進む”新興住宅街”という二つの側面を持ち、これからの人口増が見込めるエリアです。
このエリアに、新しいイオンスタイル店舗がオープンしました。
「ワンストップ」「おうち需要」「ニューノーマル」の3つのキーワードで、逆L字型の売場面積3280m2のワンフロアという、既存店と比較するとミニマムな印象です。
日用雑貨(ホームコーディ)を組み入れたヘルス&ビューティー売場、調剤薬局を併設する”ドラッグストア(グランビューティーク)”。
見て楽しく鮮度を訴求した売場と、まとめ買いを意識したパッキングが印象的な生鮮3品、テレワークによる需要増を意識したBBQバーガーや鉄板焼きなどのおしゃれで魅力的なテイクアウト、健康志向のオーガニック&ヴィーガン対応の食品売場、おうち需要向けにセレクトできるお酒など、従来より品揃えが強化された”スーパー・スーパーマーケット(SSM)”。
二つの業態の利点を生かし、かつ集客力のあるダイソーさんを、二つのゾーン間へ配置することで
「一カ所で、普段遣いの”ちょっと良い”日用品を選べて、短時間で揃えることができる」店舗になっています。
ドラッグストアを意識した新しいSMフォーマットではないでしょうか。
<デジタル取り組みも充実、並ばず決済できる”レジゴー”と非接触ボタン装備の専用セルフレジ>
総菜コーナーに設置したデジタルサイネージで、新商品やセールお知らせを行うとともに、「JA千葉みらい」の生産者が地場野菜を収穫する風景や、漁港での水揚げシーン、千葉産ブランド「いも豚」紹介動画など、”産地直送”と”生産者の顔が見れる安心食材”をお届けする店舗であることを、常時プロモーションする仕掛けになっています。

デジタルサイネージ採用

液晶サイネージでセール食材の献立を動画で提案。

食品サンプルでトップバリュセレクトのローストチキン調理例を視覚的提案。
なかでも感染防止の観点から、非接触・非対面のサービスを選択したいお客様の声に答えた”ニューノーマル”対応のデジタル技術が、セルフスキャン”レジゴー”と専用レジの非接触型ボタン装備セルフレジの組み合わせです。

セルフスキャンの仕組”レジゴー”専用端末。
貸出専用スマホでお客様自身が、商品バーコードをスキャンしながらお買物し、専用レジでお支払いする新しい買物スタイルの”レジゴー”を導入しています。
レジに並ばないことで、レジ待ちストレスをなくすことができるだけでなく、貸出専用スマホを使用することで、個人情報の登録が不要で気楽に利用できます。
買物途中にいま購入している商品と金額がスマホで確認できることで、買い忘れ防止につながり、ついつい買いすぎてしまうといったことも、あらかじめ防げることもあって、意外な便利機能がお客様の支持を得ています。導入既存店では利用率が30%程のお店もあるそうです。
さらにレジゴー専用レジが進化し、これまで指で画面をタッチして操作していた会計画面に接触せずに指を近づけることで、会計操作ができるようになりました。

レジゴー専用セルフレジは触れずにボタン操作可能、手前の空間を押すイメージで操作でき不思議な感覚です(楽しい)。

”お会計チェック”ゲートのQRコードをスキャンして決済完了を確認します。
さらに4月22日からは、お客様自身のスマホから、レジゴーできる専用アプリがローンチされました。
この機能を駆使すると、お客様は完全に入店から決済まで、カゴと商品以外のものに触らずとも、お買い物ができてしまう、まさに”ニューノーマル”時代のスーパーマーケットが出現したといえるのではないでしょうか。

iPhone版アプリ4月22日から、Android版アプリは5月下旬配信予定
実は我々エイジスも、この”レジゴー”専用機器のキッティングをお手伝いさせていただいております。
専用スマホや機器セッティングなど、店舗作業でお忙しい店員さんや本部スタッフさんに負担をかけない仕組みとして、現地ですでに組織化されたエイジスチームが、店舗へお伺いして作業することで”スマートストア化”の支援をしています。
■安心できて楽しくなければ”お買い物”じゃない。
話題のイオンスタイル千葉みなとをお伝えしました。いかがだったでしょうか。
2021年4月現在、コロナウィルスとの闘いは終わりが見えない状況にあって、さまざまな娯楽が制限される中、”ショッピング”は家族のイベントとして重要な娯楽であることを、皆様も再認識したことと思います。
「お客様に、せめてお買い物ぐらいは、安全と楽しさを提供したい」
という、イオンリテール様の思いが伝わってくる売場づくりに、あらためて感動を覚えました。
さまざまなデジタルの仕掛けや、新しい取り組みが随所に盛り込れまれた店舗で、まだまだ書ききれない創意工夫がいっぱいあり、ぜひ皆さんの目で、直接見ていただくことをお勧めします。
幼き頃、母親に連れられて”ジャスコに行く”と聞いた時のワクワク感をふと思い出す、楽しんでお買い物ができる店舗でした。
■レジゴーアプリ、プレスリリース(イオンリテール株式会社ホームページ)
■イオンスタイル千葉みなと
所在地:千葉県千葉市中央区問屋町2-29
敷地面積:約9450m2
売場面積:約3280m2(直営2460m2、専門店約640m2)
建物構造:地上1階建
駐車台数:118台
駐輪台数:168台
営業時間:食品売場、グラムビューティーク(日用品・化粧品・一般用医薬品)9時~22時
イオン薬局(調剤薬局)10時~19時
専門店100 円ショップ「ダイソー」9時~21時
「ポニークリーニング」9時~20時
休業日:年中無休
アクセス:JR線外房線、内房線「本千葉駅」より徒歩約15分
JR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと駅」より徒歩約20分
以上