ロスプリベンション2


前回はロスの現状についてお話いたしました。
前回の記事はこちら

今回はロスを抑える12のPOINTの内、6個ご紹介します。

①店舗在庫のバックルーム比率が低い 
 バックルーム(以下BRと呼ぶ)に在庫が少なく、在庫・非在庫の区別が明確な店舗。 BR在庫比率は業種業態、立地により異なるが、自社店舗データで比較する事により見えてくる。 
 また整理整頓されBR在庫の少ない店舗は作業効率も良く、発注ミスも少ない傾向。 

②接客レベルが高い(挨拶や声かけの頻度が高い)
 入店すると顔を見ての挨拶あり。店内でもすれ違い時に顔を見ての声かけがある。盗る気のある犯人、出来心型に対して「あなたを認識しました」というメッセージとなり、より抑止効果あり。逆に無視や顔を見ずに挨拶すると、「見てない」メッセージとなりマイナス効果。

③出入口とレジまたはサービスカウンターとの距離が短い
 
従業員の目が届きやすい。入店時、退店時の挨拶付きでより効果あり 

④出口は1ヶ所 
 退店のアクセスコントロール。出来れば入店専用1ヶ所、退店専用1ヶ所が望ましい。

⑤店舗の見通しが良く死角が少ない
 
ゴンドラの高さが1500㎜以下(厳しい見方では最上段の商品の高さが1500㎜以下)で女性の目線の高さでも見通し可。またレジから見てゴンドラ配置が縦方向で見通し良いなど。 死角となる場所は作業場とし、ほぼ常時従業員の目が届く。またはカメラを設置している。

⑥整理、整頓、清掃、清潔ができている
 
場所は駐車場、出入口周辺、店内、レジまわり、サッカー台、バックルーム、事務所、休憩室、更衣室、トイレなど全て。 犯罪機会論では、汚い・散らかっている場所では犯罪が増える。 

いかがでしたか?
直ぐにでも改善できることが幾つかありますよね?

続きは次回でご紹介します。

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