Break Fix Report シェアサイクルと電動キックボード

 株式会社エイジス、営業推進室の菅沼です。
 今回は、「Break Fix」サービスの活用事例について、お伝えしていきます。

 現代の日本社会は、労働人口が年々減少しており、政府主導の働き方改革の推進もあいまって、「省人化」という課題に、どの分野も取り組んでいます。

 また”モノ”への考え方も変化してきました。所有することから共有することへ、必要な時に必要な”モノ”を必要な分だけ使い、料金を支払う「シェアリング」という考え方が、社会全体に浸透する時代、新たなビジネスが生まれました。

 シェアサイクル、シェアバイク、宅配BOX、カーシェアなどの「シェアビジネス」です。

 AJISの「Break Fix」サービスは、「シェアビジネス」において、前提条件となる「無人運用」をバックアップできるサービスとして、認知が広まっています。

「Break Fix」
千葉市シェアサイクルのケース
 千葉市では、2017年7月に施行した「千葉市自転車を活用したまちづくり条例」に基づき、シェアサイクルの導入効果や課題を明らかにするため、OpenStreet株式会社と共同で実証実験を実施しています。
 またWind Mobility Japan株式会社と共同で、電動キックボードの車両保安基準等緩和に向け、走行安全性の検証、課題抽出及び利用ニーズの把握やビジネスモデルの検証等を目的とした実証実験を実施しています。

電動シェアサイクル

電動キックボード

 この実証実験で運用する電動シェアサイクルや電動キックボードを、AJISの”REP(レップ)”と呼ばれる作業員が、日々無人のサービススポットを巡回してメンテナンスをすることで、バックアップしています。
 「Break Fix」がどのように活用されているか。実際に現場で作業する”REP”の巡回メンテナンスをReportしてきました。

Break Fix Report ① 
 AM05:30、”REP”の朝は早い。
 前夜のうちにバッテリー充電しておいた電動キックボードを、”ウェアハウス”と呼ばれる倉庫から運び出し、安全かつ快適に稼働できるかどうか、入念なチェックを行ったうえで、車両へ積み込み、複数の無人サービススポットへ巡回して配置する。

夜明け前の朝、積み込みを待つ電動キックボード

「一番、気にかけているのは、”安全に利用していただけるようにすること” ですね。」
そう”REP”は答える。

 積み込み時の安全確認では、自ら一台一台試乗し、乗り心地に少しでも違和感を感じた場合、即座にその場で車体を整備する。
 車体軸部分のねじ「増し締め」は、ほぼ毎日発生する欠かせないメンテナンスである。

車体軸部分のねじ増し締めを行う”REP”

「毎日触っていると、試乗時の”音”で、なんとなくドコに不具合があるか、わかってきます。」
整備技術を持った”REP”ならではの一言である。

 AJISの「Break Fix」が、「シェアビジネス」のお客様に指示される理由が、ここに一つある。

 故障ともまだ言えない、ちょっとした不具合を”REP”が日々メンテナンスすることで、重大な故障や事故へ発展することを「予防」できる仕組みなのだ。

積み込まれた電動キックボード

 稼働チェックと積み込みが終わり、”ウェアハウス”を出発、利用客が訪れ始める09:00前までに、全サービススポットに電動キックボードを配置する。

電動キックボード積み下ろし

 電動キックボードは、現在の道路交通法上、「原動機付自転車」となるため、ナンバープレートが装着されている。また保安部品取り付けや、ヘルメット着用の義務があるため、これも不備なくメンテナンスの上、配置する。

保安部品(ミラー)を取り付けする。ぶら下がっている袋はヘルメットが入っている

 どこのサービススポットへ、どの車両を配置したかを、スマートフォンアプリを使い、車体備え付けのQRコードを読み取って報告し、サービススポットのメンテナンス(ゴミ拾いなど)を行ったうえで、配置完了となる。

電動キックボード設置完了

 2019年11月現在では、電動キックボードは、日中だけのサービス提供であるため、夕刻18:00以降に別の”REP”が回収し、AJISのウェアハウス(倉庫)にて、バッテリー充電と整備を施したうえで、翌日のサービス提供に備える。

回収される電動キックボード

「これ、どうやって、つかうんですか。」
 電動キックボード設置中、道行く人から声をかけられ、”REP”が優しく利用方法を案内していた。
 日本では、まだ電動キックボードそのものが珍しく、設置時に声掛けられることが、しばしばある。

「安全に楽しんでいただき、電動キックボードの快適さを知っていただきたいですね。」
と”REP”は楽しそうに話す。
 元気な笑顔とともに次の巡回先へ、たくさんの電動キックボードを載せて、向かっていった。

Break Fix Report② シェアサイクル
 PM01:00、AJIS本社のシェアサイクルのサービススポットを”REP”がメンテナンスしていた。

複数項目をチェックする”REP”

 警告ベル、ブレーキ、タイヤ空気圧、バッテリー残量、コントロールパネルの動作確認といった複数の項目を実車で試してチェックリストを埋め、不具合があれば解消していく。
 その場で解消が不可能な重大な故障は、スマホアプリで写真撮影し、即座に報告した上で、対応をSupportCenterと協議する。

シェアサイクルのバッテリー交換

 電動シェア機器において、もっとも頻度が多いメンテナンスは、バッテリー交換である。既定の残量以下のバッテリーは交換し、AJISの”ウェアハウス”に持ち帰り充電される。

 AJISの「Break Fix」が、「シェアビジネス」のお客様に指示される理由が、ここにもう一つある。

 整備に必要な技術を持った”REP”が、工具とパーツを取り揃えて巡回する「BreakFix」は、パーツを顧客から預かり、”ウェアハウス”で在庫管理と保管、不足時発注から配分のコントロールまでAJISが行う「パーツマネジメント」という仕組みを採用している。

 これにより、顧客はメンテナンスに必要なパーツを”やりくりする”面倒な業務から解放され、その部分に充てていたリソースを、他の部署に回すことができる。
 
 電動サイクルであれば週1~2回の頻度で、電動キックボードは毎日発生するバッテリー交換業務も、全国に拠点を構えるAJISを利用することで、顧客は最小限のコストと労力で、全国でサービス運用するリソースを手に入れることができるのだ。

 ”REP”はAJIS本社のサービススポットのシェアサイクルを手早くメンテナンスし、次のサービススポットへ巡回していった。

まとめ
 AJISの「Break Fix」サービスが「シェアビジネス」と相性が良いことを、Reportを通じてお伝え致しましたが、如何でしたでしょうか。

 「Break Fix」だけでなく、AJISは顧客要望に合わせ、ヒトの作業においての精度と生産性を40年間追い続けております。
”作業を組織的に全国展開できる請負集団”であるAJISを、これからもよろしくお願いします。

 AJISのサービスに興味がある、自社で問題を抱えているなど、お困りのお客様、弊社までお気軽にご相談ください。

 株式会社エイジス 
          お問合せ先 TEL 0120-982-449
                URL https://www.ajis.jp/contact/service/

 皆様からのご連絡をお待ちしております。
                                       以上